これからの時代、IoTがますます普及すると予想されています。IoTとは「Internet of Things」の頭文字をとったもので、「モノのインターネット」のことです。さまざまなものをインターネットに接続することで、情報交換できるシステムを指します。これまではネットには関係ないと思われていたものも、ネットワークにつなげるようになるのが大きな特色です。住宅や車、家電製品などをネットワークにつなぐことで、遠隔でもスマホで操作できます。
ネットワークに関係ない分野でも利用されるようになってきているので、IoTエンジニアの需要も高まっているのが実態です。そこでIoTエンジニアになるためには、関連するスキルを習得する必要があります。まず何と言っても、ネットワークに関するスキルは必須でしょう。ネットワークだけでなく、Wi-FiやBluetoothといった通信方式に関しても精通していた方が好ましいです。
また、セキュリティに関するスキルも求められます。IoTはインターネットを使ったサービスなので、やはりあらゆる脅威を考えなければなりません。セキュリティに関するノウハウを持っているエンジニアであれば、活躍できる舞台もかなり多くなるでしょう。そして、ハッキングなどの知識にも精通している人の方が好ましいです。スマホアプリに関するスキルを持っている人も、IoTエンジニアとして重宝されます。前述の通り、IoTのデバイスはスマホアプリを使うことが多いからです。